心の赴くままに芸術を創りだす箱『スズロハコ』。ここでは、スズロハコでの日々の活動を記録します。

2009年7月17日金曜日

もうすぐオープニング!!

バイトと版画に忙殺されるギリギリすれすれの生活から、どうにかやっと解放された藤森です。
オープニングまで後2日!!さあ最後の詰めの作業、やらないけん事はまだ沢山残っています!
取りあえずは近状報告。

足立区役所産業興振科の方々がご来訪されたり、



柴田隊員がとっても分厚い木材をぶち抜いてポストモダンで且つスタイリッシュなエントランスの門を作ってくれたり、

                        
けえちゃんがトイレットペーパーホルダーを設置してくれて、そのトイレットペーパーのローリング具合が素晴らし過ぎて目尻に涙を溜めそうになったり、



外壁に取り付けるスズロハコの看板が完成してそれぞれが思い思いに「スズロハコ」をプレゼンテーションしたりしてました。

しばた隊員、自らの大事な眼であると言っても過言ではない眼鏡を、“スズロハコ”に譲り渡すなんて、そのスズロハコに対する敬意、感服いたします。座り姿勢で膝を立てる事によって腹筋を使うという行為は、腹に力を入れる、つまり、いつ何時であってもスズロハコに正面から向かう時には、隙を見せない作らないという彼女の心意気の表れなのでしょう。

中村隊員、これにはもう沢山の説明はいりませんね。
仏です。
左右の手に着目して下さい。仏教においてこのポーズは、菩薩・仏像のランクが上の上(最上級)である事を示しています。この仏様についてゆけば、間違いなく極楽浄土に辿り着ける事でしょう。

最近“24”を見ました。
間違いなくジャック・バウアーの影響ですね。


ライトを背後に設置しただけなのに、随分と雰囲気溢れる写真が撮影出来ました。黒いタンクトップも演出を支えていますね。
普段はノースリーブなんて着ないのですから。
今回はサービスです。


昼間の炎天下を避けて、夜から外壁の案出しとイメージの話し合いをしました。
「ここに大きな六角形がきてさー」
とか、紙をあてがいながら話ていますね。


と思ったら、柴田さんと山崎さんによる2人エグザエルが始まり、

それに飽きればお隣さんの工事現場を観察。自由人です。お隣さんの家がマイホーム立て替えという事もあってか、少しのライバル心が芽生え始めたようです。

ずっと2Fに引きこもって作業をしていて、考えてみれば外で作業するってとっても新鮮なんですね。
すぐ近くに、この緑街の商店街の案内図があった事に私たちは気が付いていませんでした。スズロハコはまだ案内図では「肉の石川」のままでした。
精肉店は随分前に無くなってしまって、私達が入るまでは住居だった訳ですが、精肉店だった頃、この建物はどんな風貌だったのでしょう?この商店街はどんな賑やかな商店街だったのでしょう?
こうした商店街の様々な所に残る時間の欠片を見つけた時、この場所の過去に想いを馳せずにはいられません。そしてまた、今のこの時間も欠片となって未来に残ってゆくのでしょうね。

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足立区, 東京都, Japan
足立区千住緑町の商店街に、新たに加わる事と成ったアーティストアトリエ。アーティストは東京藝術大学油絵科の4名。アートをコミュニケーション手段として、町の活性化に繋げてゆきたい。