心の赴くままに芸術を創りだす箱『スズロハコ』。ここでは、スズロハコでの日々の活動を記録します。

2009年5月26日火曜日

トイレやで~


古美術研修旅行が新型インフルエンザの影響で中止になり、予定より少し早く東京に戻ってきました。
こんにちは、藤森です。
約2週間振りにスズロハコに戻って参りました。

私たちが不在のこの2週間の間に、水道業者に入ってもらい、つ・・、ついに・・・・・・・、トイレの設置が完了致しました!!
研修旅行に行く前に、中村さんがトイレ壁面の腰板を、山崎さんが床面の白タイルの貼り付けを、とても慌ただしいスケジュールの合間を縫ってそれぞれ完了させてくれました。


この真っ白な陶器の便器にあえてレトロでクラシックな木製の便座と蓋を付け加えると・・・・・・・



あ~~~~~~~、トイレや~~~~~~~~~(涙)(涙)(涙)(涙)(涙)



トイレやで~~~~~~~~~~~(涙)(涙)(涙)



トイレがついたんやで~~~~~~~(涙)(涙)(涙) (関西帰りのあまり関西弁で)




数ヶ月前、ここはどんな状態だったでしょう?
え~っと・・・・・・

そうそう、こんなんでしたね。

段差を取り、壁を壊し、一度この砂埃にしばたさんが埋もれ、配管の位置をずらし、、、

寒かったり暑かったり、鼻水が真っ黒になったり目にゴミが入ったり、ゴキブリの卵に気持ち悪くなったり合板が入らなかったり、天井が無かったり下の階に砂が全部落ちていて必死に掃除したり、スタイロを詰め込んで補修したり色々あって、やっとトイレの設置が完了しました。

嬉しさのあまり皆それぞれ「私のトイレ」をテーマにポージングをしてくれました。

本日偶然にもナチュリラスタイルだった中村さん。
まるでガーデニングが趣味の30代奥様世代をターゲットにした雑誌の表紙のような、可愛らしいふんわりポーズですね。
うん、ナチュラルカラーのトイレの色彩にも非常に良くマッチした素敵な写真が撮れました。
京都で髪を30cm程バッサリ切った私は、狭い空間を生かしたグラビアのようなイメージで新しいトイレスタイルの提案をしてみました。今までに無かった踊っているような脚の置き方にも注目です。


“女の子”を忘れない、ちょこんと座っただけのスタンダードだけれども乙女の基本をしっかりと踏まえたトイレのスタイルですよね。
トイレットペーパーホルダー、可愛いの買おうね。


浮かれてばかりはいられません。これからそれぞれが忙しくなるのでしっかりとした今後の計画を立てて、良い形で全体を完成させなければなりません。
壁の漆喰塗りや玄関のドア設置、入り口までのアプローチを作ったり建物の外壁を考えたり。。

午後からはメンバーと吉祥寺まで。ドアノブや蝶番など、アトリエ内に付けるさまざまな備品の下見に行ってきました。残す所あとわずかな作業、みんなで力を合わせて頑張ろうね。

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足立区, 東京都, Japan
足立区千住緑町の商店街に、新たに加わる事と成ったアーティストアトリエ。アーティストは東京藝術大学油絵科の4名。アートをコミュニケーション手段として、町の活性化に繋げてゆきたい。